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廃車のお浄め

自動車の廃車の前に執り行うお浄め

自動車を頻繁に運転する機会がある場合、程度の差こそあれ、どうしても自動車事故を起こしてしまったり、事故に巻き込まれてしまったりすることがあります。そんな事故のあと、修理を終えて戻ってきてくれた自動車に対しては、労いと感謝の意味で、供養とお清めを行うことは大事です。供養の方法は、車内のダッシュボードに白い紙を敷いて、その上にお神酒を置き、1日以上はそのままにしておくことで充分です。またお神酒のかわりに粗塩でも同じようにお清めになります。こうして自動車の走行距離を重ねて行けば、自ずから自動車に対する愛情が深くなります。
そうして、長年に渡って乗り続けた大切な自動車が廃車になることが決まったら、その前にきちんと供養をしてあげることも大事です。自動車に対して感謝の意を表すと共に、車の所有者自身の気持ちが晴れることにもつながります。

例えば自動車免許を取得して、人生で初めて所有する自動車だった場合、その自動車は自身の成長の日々をともにすごしてきたまさに相棒ともいえる存在です。廃車にする前には、自動車の至る所を磨き上げ、また、車の中もきちんと掃除をしてきれいにしてから、お神酒や盛り塩をします。

そうしておいて、今までの「感謝」の気持ちを表し、送り出すために「廃車式」を執り行います。車を廃車へと送り出す前に、ボンネットを開けたり、または前輪の前に盛り塩、お神酒を供えたりして、神拝詞をあげます。最後には二礼二拍手一礼を持って廃車式を締めくくり、お清めを完了してから送り出します。長年にわたって、身の安全をいつも守ってくれた大切な自動車ですから、最後まで感謝の意を表すことはとても大事なことです。
また、最近では、廃車のときだけではなく、中古車の納車の際にもお清めをする場合があるようです。納車時に担当の営業マンが納車式などと称しておこなってくれることがあります。こちらの場合も用いるのは粗塩やお神酒で、車輪やバンパーなどに少しずつ振りかけてお清めとします。車輪にたいして行う場合には、運転席前→同後→助手席側後→同前という順番で行うのが一つの方法です。こちらも、これからの長い時間をともに過ごす自動車への愛着を深めるため、そしてなによりも、車を所有することになる自分自身が、スッキリとした気持ちになって新たな車を使い始められるためのちょっとした儀式として、新しい交通安全のお守りを下げるのと一緒に、執り行ってみるのがよいかもしれません。

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